H11.10.21発信 |
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VOL.13 | たかがビタミン?されどビタミン!『基本編』 |
ストレスを抱えて生活している私たち。 栄養には気をつけているはずだけれど、なんだか体がだるい時があるの。 ビタミン、ミネラルが不足していることもあるって聞くけれど、 よく耳にするビタミンってどんなもの? それに、どんなものを食べれば補えるのか教えてほしいわ。 |
◆ ビタミンってどんなもの? ◆ |
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ママ |
ビタミンって、よ〜く考えてみるとなんだろう? |
店員 |
栄養素にはエネルギー源になる炭水化物(糖質)、脂質、たん白質の“三大栄養素”と、
身体の調節作用をするビタミン、ミネラル(無機質)があります。
他に、この頃よく耳にする食物繊維もありますよ。 ということで、ビタミンは人が生命維持していくのに欠かせない栄養素のひとつです。 ビタミンの定義は、“人間が生命維持していくのに欠かせない栄養素のうち、 体内で作ることができないか、もしくは必要量を作ることができないため、 体外から微量をとる必要のある有機化合物(炭素を含む化合物)”です。 |
ママ |
定義はなんとなくわかりました。 確かにビタミンは食事や栄養補助食品から摂りますよね。 |
店員 |
ビタミンは、炭水化物(糖質)、脂質、たん白質の“三大栄養素”に比べると、
必要量は少ないのですが、慢性的に不足すると体にさまざまな変調をきたします。 不足してもすぐには支障は出ませんが、徐々に、 肌荒れ、手足のしびれ、疲労を感じるようになり、病原菌に感染しやすくなったりします。 |
◆ ビタミンは何種類あるの? ◆ |
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店員 |
ビタミンの発見の過程の中で、同じような性質をもつもの、混合物などが整理され、
現在、定義されているのは13種類です。 ちなみに、その13種類というのは、脂溶性のビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、 水溶性のビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、 パントテン酸、ビオチン、葉酸、ビタミンCです。 |
◆ 脂溶性ビタミン?水溶性ビタミンってなに? ◆ |
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ママ |
聞きなれないビタミンの種類もあり、驚きました。
それに脂溶性ビタミン、水溶性ビタミンってなんなんですか? |
店員 |
失礼しました。説明を飛ばしてしまいました。 ビタミンには、油脂に溶ける脂溶性ビタミンと、 水に溶ける水溶性ビタミンとがあります。 水溶性のビタミンは植物内でも、体内に入ってからも水に溶けた状態になっています。 このビタミンの代表的なものはビタミンBとCです。 これらは必要以上の量を体内に貯蔵できないため、いらない分はすぐに体外に排泄されます。 こんな経験はありませんか?ビタミン剤を飲むと黄色い尿が出てビックリした・・・ってこと。 これは不必要な分のビタミンが排泄されているから大概問題ないのです。 一方、脂溶性ビタミンは体内に蓄えられる時間が多少長いようです。 ただ必要以上の分は体内に蓄積されやすく、過剰摂取はかえって体に悪いようです。 |
◆ ビタミンB群との上手なおつき合い ◆ |
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店員 |
ビタミンB群は水に溶けやすいという性質以外に、
熱に弱く、時間の経過に敏感で栄養を失いやすいという欠点があります。 そのためビタミンBを含む野菜などは流水で手早く洗い、 栄養を失わないよう食べる直前に調理しましょう。 また、食べる時は煮汁などに溶け込んだビタミンも意識していただくようにしましょう。 |
ママ |
説明を聞いていると、おもわず慢性的な料理を反省してしまったわ。 ところで、ビタミンB群って、どんなものがあるのかしら・・・ |
店員 |
エンルギー代謝の役目を果たすビタミンB群をバランスよく含有したものに、
豚肉などの肉類や、レバー、卵などがあります。 豚肉は、ビタミンB1を補給するのに最適な食材です。 このビタミンB1は、糖質が分解され、エネルギーに変わる時に欠かせないものです。 ビタミンB1が不足すると、いくら糖質を摂ってもエネルギーが作られないので、 疲労感やむくみ、イライラ感などに悩まされます。 昔は肉を食べるという習慣があまりなかったため、B1欠乏症の脚気が多く現われたようです。 次回はこのビタミンB1などについてご説明致します。 |
ママ |
ありがとう。私も栄養素について、ちょっと勉強しておきます。 |
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