H11.08.21発信 |
---|
VOL.11 | 天然酵母でパンを作れる? |
パンが好きなので、一度家で作ってみようかなあ・・・と思いますが、
パン作りに不可欠なのがイースト菌と言われています。 天然酵母でもパンは作れるのでしょうか?違いを教えて! |
◆ 酵母の変身後に違いがある! ◆ |
|
ママ |
パン作りには、ドライイーストを使うことが多いですよね。
このイーストというのは酵母のことではないのですか。 |
店員 |
酵母とは単細胞の生物(植物)のことで、酵母菌は天然に存在しています。
パンなどに使うために培養しますが、その培養過程で、
化学肥料で培養するのが一般にイーストと呼ばれている酵母種です。 そして、天然有機食材で培養しているのが、天然酵母と呼ばれている酵母種です。 |
ママ |
と言うことは、同じ酵母から作る過程で2種類の種ができるということなのかしら・・・ |
店員 |
上の図でもわかるように、一般にイーストと呼ばれる酵母種と天然酵母種との大きな違いは、 培養する時に化学肥料を使うか、天然有機食材を使うかにあります。 パン元種をつくるには、酵母菌とそれを培養する肥料が必要で、 その生育には非常に繊細な温度管理が求められます。 パン元種は、一度つくれば成長を続け、日数が過ぎたら、食べ物にはなりません。 この難しさが、一般によばれるドライイーストの発明のきっかけ?と思われます。 いずれの酵母種も水を加え、ある温度を保つことにより“生種”となります。 そして小麦粉と混ぜ合わせることにより、発酵の過程で、 炭酸ガスやアルコールを発生させ、パン生地をつくっています。 |
前の ページへ |
商品・生活知識 トップへ |
次の ページへ |
---|